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福祉学習プラットフォーム実践事例4

実践事例4 テーマ

「地域の子どもを地域で育て、多世代がつながる済美地区」

【はじめに】

 まちづくり委員会では、高齢者の健康づくり・介護予防の取り組みだけではなく、子どもや若い人たちも含め、だれもがいきいきと暮らしていける地域づくり・つながりづくりが行われています。

 その中でも、済美地区では従来の取り組みのターゲットとは異なる(高齢者ではない)、子どもや子育て世代に視点を広げたことで、まちづくり委員会(地域活動)への理解が広がり、年齢を超えた幅の広い地域のつながりや担い手候補の育成へと発展しています。


キーワード)年代を超えたつながり・居場所づくり

【取組みのきっかけ】

 済美地区まちづくり委員会では、地域課題と向き合い、“こうあってほしい”地域の将来像へ、計画的に取り組みを進めるため、令和6年4月に「済美地区福祉活動計画」(通称:コミュニティプラン)を改定しました。改定にあたっては、次世代の地域の担い手となりうる“若い世代” “子育て現役世代”との意見交換を実施。若い世代にとって、まちづくり委員会は、「何をしているかわからない」「高齢者の参加する会」といった反応がありましたが、《子どもや若い人たちにとっても、身近なまちづくり委員会(地域活動)でなければ、関心を持ってくれない!》という思いから、新たな計画では子どもや子育て現役世代をターゲットにおいた取り組みも盛り込まれました。

【プラットフォーム展開に向けたアクション】

「子どもたちはどんなことをしてあげたら喜んでくれるだろうか?」「子どもたちや子育て世代が、安心・安全にこの地域で過ごすためには?」と一生懸命に考えて、新たに挑戦する地域の取り組みを、社協のコミュニティワーカーも、話し合いや計画策定、取り組み開始時の準備・実施時にいたるまで伴走的にかかわりしながら形づくっていきました。
      さいみっ子スクールの様子
【済美地区まちづくり委員会の取り組み】
〇 さいみっ子スクール
夏休み中の子どもたちを対象に週1回、委員会の拠点でレクリエーションや体験活動、食事、おやつを提供。
〇 児童保護者との意見交換会
小学生の保護者を招いて、委員会の取り組みを理解してもらうとともに、コロナ禍・アフターコロナにおける子どもたちの様子について情報交換。
〇 登校の見守り活動(交通安全運動への参加)
スクールバスの乗り場・集団登校の集合場所で、子どもたちへの声掛けや登校の様子の見守り。

【取り組みの結果・成果】

グラウンドゴルフのコツを嬉々として子どもたちに伝える地域の皆さん
 これまで済美地区まちづくり委員会の拠点「済美地区福祉施設 憩や(いこいや)」では、あまり子どもたちの姿を見ることはなく、地域の中には少子化を落胆したり、あきらめの声をきいたりすることが多くありました。
 しかし、この取り組みを通して、子どもたちの「また、さいみっ子スクールやってな!」の声に動かされ、これまで“高齢者の取り組み”だったまちづくり委員会の活動は “高齢者と、子どもと子育て世代の取り組み”、多世代が地域の中で日常的に顔がつながるハブへと発展しています。

【今後の展望・期待】

 子どもたちをターゲットにおいた取り組みは、令和7年度で2年目を迎えました。昨年小学生だった“さいみっ子”の一部の子たちは、中学生1年生になっても「憩や」に来てくれています。
 少子化や学校の統廃合、スクールバスでの通学により、地域の中で子どもたちの姿を見かけることや、子どもたちが地域の人と接する機会が少なくなりました。この事例のような取り組みを通して、地域で過ごした子どもたちの思い出は、地域や地域に暮らす人々への愛着・親しみにかわり、そして進学や就職のターニングポイントを経ても、再び地域活動の仲間に加わってくれる可能性を広げることになると考えています。
 社協では、各地区で行われる地域の子どもを地域で育てる取り組みを応援(支援)します。

社会福祉法人
 八頭町社会福祉協議会

〒680-0463
鳥取県八頭郡八頭町宮谷254-1
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 FAX.0858-72-2793

yazu@yazu-syakyo.or.jp

1.地域福祉の推進事業
2.福祉サービス利用支援
3.在宅福祉サービスの提供

 
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