実践事例2 テーマ
「eスポーツ」を活用した中学生の地域交流
「eスポーツでつながるゲームチャレンジ」
【はじめに】
国中改善センターで八頭中学生と地域の高齢者を対象に「eスポーツ」を活用したゲーム交流会を行いました。ゲームをきっかけに自然な会話や関わりがうまれ、世代を越えた交流が、中学生自身で高齢者との関わり方を考え、コミュニケーションを実践する学びの機会となりました。
キーワード)地域との繋がり・ボランティア
【取組みのきっかけ】
「eスポーツ」は中学生にとってゲームとして日常的に親しまれていると同時に、近年では高齢者の交流の場で活用され始めています。本事業は八頭町社協が主催し、中学生が好きなことを通して世代の異なる人と関わることを目的に、ボランティア体験事業として開催しました。
【プラットフォーム展開に向けたアクション】

〈開会〉緊張の面持ちで出会う中学生と地域の皆さん
参加のしやすさを目指し、国中改善センターを会場として、国中地域の集いの場や集落サロンに周知して参加を募りました。当日は中学生と高齢者のペアを作り、日ごろからeスポーツに親しんでいる中学生が地域の方のサポーターとなり一緒に体験していただきました。 活動の前の中学生を対象としたオリエンテーションでは、ゲームの操作を教えることよりも、相手の楽しんだり悩んだりしている表情をよく見てサポートする大切さを伝え、実際の活動中は事業担当者は細かな指示を行わず、中学生が自分で気づき、関わり方を考えられるよう見守りを中心としました。 |
【取り組みの結果・成果】

当日は、八頭中学生11名と国中地区の集落サロンや集いの場に関わる12名の方が参加されました。 ゲームをきっかけにコミュニケーションが自然に生まれ、世代を越えた交流の場となりました。また、参加者の中には、耳が聞こえづらいことで「自分が参加すると迷惑になるのではないか」と開催直前まで参加を遠慮されておられる方もいましたが、活動中、中学生が相手の様子を見ながら近くで話したり、ゆっくり大きな声で伝えたりするなど、自分なりに伝え方を工夫して関っていく中で、その方もゲームを理解し、笑顔で楽しむ様子が見られました。 参加した中学生からは、「どう説明すれば伝わるか考えた」「相手に合わせて話すことが大切だと思った」といった声があり、中学生にとって地域との繋がりを感じ、世代の遠い人とのコミュニケーションを経験する機会になりました。 |
【今後の展望・期待】
福祉学習プラットフォームは多様な主体が参加する機会により、互いを理解し共に生きる地域づくりを進めていくための取り組みです。今回の取り組みでは「中学生×地域」、中学生と高齢者の皆さんが混ざり合い、一緒に学ぶ機会を設けたことで、近しい存在として受け止め、地域との関わりの中で自然な気づきと配慮ができる関係性が生まれました。 |


